auから発売のINFOBAR xvですが、特徴はとにかくシンプル!
あとは、オシャレなデザインですね。
INFOBARシリーズは、2002年頃に登場した携帯電話であり、当時はそのハイセンスなデザイン性から人気を集めました。
15周年を経て、復刻版として満を持しての登場となります。
最近の業界の傾向として、ドコモからシンプルさとコンパクトを追求したカードケータイが発売されるなど、スマホからガラケーへの先祖返りともいえる現象が起こっています。
シンプルな機能に絞った端末が欲しい方にとっては、要注目ですね。
Android端末ですが、スマホというよりは携帯に分類されます。
以下は公式ホームページです。
INFOBAR xv - au公式ページ
https://www.au.com/mobile/product/featurephone/infobarxv/
なお、格安simユーザーや別キャリアで利用したい方は一旦、auで契約・端末購入後にSIMロックを解除後に移行となります。
その場合、一括購入かつ購入サポートを適用してないなどの条件があればすぐにロック解除可能ですがハードルは高いですね。
通常は、auユーザー向けのみと考えたほうがよさそうです。
主なスペック、発売日、価格
・発売日 2018年11月下旬以降発売予定(公式サイトにて予約受付中)
・価格 5万円台を予定
・大きさ 約48×138mm
・厚さ 14mm
・重さ 約114g
・ディスプレイ 3.1型液晶
・通信 4G LTE、au VoLTE(高品質電話)、SMS(「+メッセージ」対応)、Wi-Fiテザリング機能(最大10台)、Bluetoothに対応(Ver.4.1)
・連続待受 4G LTEエリア 約530時間
・メインカメラ(約800万画素)
・おサイフケータイ非対応
・ワンセグなし
・FMラジオ搭載
・「LINE」アプリがプリインストール
・Google Playストア非対応
・microSDHC(最大32GB)
特徴
メリット
冒頭でもあげましたが、最大の特徴はシンプルさの追求です。
本体の大きさは、Suicaを縦に1.5倍程度細長くした感じです。ちょうど手になじむサイズだと思います。
機能的にも、最近のスマホに比べると機能が削られており、最低限のWEB閲覧機能、Line、電話、メールが主な機能となります。
機能が削られたからかバッテリーの持ちもよいですね。
また、旧INFOBAR端末はそのハイセンスなデザイン性により、ニューヨーク近代美術館をはじめとする美術館の収蔵品として選定されています。
最新型の本端末もそのデザイン性は引き継がれていますので、デザインにこだわりのある方にとってはポイントとなってくるでしょう。
デメリット
Androidベースのようですが、GooglePlay非対応です。つまり、原則的に自由にアプリを入れて楽しむような使い方はできません。
おサイフケータイのような便利機能もありません。
ただし、LINEはプリインストールされていますので、その点はご安心を。
シンプルさを追求した結果ですので、デメリットはメリットの裏返しともいえます。
電話などの連絡手段に特化した端末として割り切った使い方となりそうです。
また、2台で回線を共有する「ナンバーシェア」には対応していないため、2台持ちを念頭に置いた場合は回線を2契約するかSIMカードを差し替える必要があるのでご注意を。
まとめ
あえて往年の傑作を復活させてくるあたり、auの心意気というかブランド戦略が垣間見えてきます。
あとは5万という価格をどう考えるかによって端末のユーザー評価は変わってくるかと思います。
今後は、一台の端末ですべてをこなすのではなく用途に合った端末を複数台もって役割分担させるような使い方が徐々に増えてきそうです。
連絡手段に特化した端末が欲しいのであれば、間違いなく候補の中の一台には上がってくるでしょう。
ドコモユーザーの方は、同様のコンセプトである「カードケータイ KY-01」や「ワンナンバーフォン ON 01」などが比較対象となってきます。
詳細は、以下の記事でレビューしています。