ついに、Googleにより日本へPixelシリーズの新端末が投入されることとなりました!
本記事をダイジェストで語りますと、以下の通りです。
・日本での発売日は、2018/11/1
・購入方法は、ドコモ、ソフトバンクのショップで買うか、Googleストアで直販です。
・価格はモデルによりますが、95,000円~131,000円(8%税込)
・すごいところは、カメラの性能、人工知能の精度、おサイフケータイ対応の3つ!
・・・ということで、以上の内容について詳しく解説していきます!
そもそも、以前に日本で発売されていたGoogleの端末であるNexusは最新OSが試せるリファレンス機という位置づけで、どちらかというと開発者や知識の深いユーザーをターゲットにしたものでした。
それに対して、Pixelは人工知能を活用したGoogleが提供する各種サービスを、一般ユーザーがより快適に使用することに重点を置いて企画・開発されています。
まず前提として、日本で発売されるのはPixelシリーズの中でもスマートフォンの"Pixel 3"と"Pixel 3 XL"となります。
"Pixel 3"、"Pixel 3 XL"の違いはディスプレイサイズとバッテリー容量です。
どちらもPixel 3 XLが若干大きくなります。
その結果として、重量はPixel 3の方がPixel 3 XLよりも40g弱軽くなります。
なお、PixelシリーズにはPixel Slate(2in1タブレット)とGoogle Home Hub(スマートディスプレイ)がありますが、残念ながら日本では発売されません。
発売日、購入方法、価格について
発売日
発売日についてはアメリカは10月18日、日本では11月1日に発売となります。
ついに発売されました!
購入方法について
Pixel 3/3 XLの国内販売経路は以下の3つです。
・Google Store
・NTTドコモ
・ソフトバンク
SIMフリー版を検討している方は、Google Storeからの購入となりそうです。
auは取り扱いがないですね・・・。
ただ、対応周波数帯/通信方式を見るとau回線も対応できそう。今後に期待ですね。
価格について
機種とストレージ(記憶領域)の容量により変わります。
機種 | 容量(64GB) | 容量(128GB) |
---|---|---|
Pixel 3 | 95,000円 | 107,000円 |
Pixel 3 XL | 119,000円 | 131,000円 |
※価格は8%税込です。
同じ機種であっても、ストレージ容量が多いものの方が価格が高くなっています。
予算との相談になりますが、今回発売されるPixel 3/3 XLは外付けのmicroSDが使用できませんので、普段から動画や写真をたくさん撮影される場合はストレージ容量が多いものを選択したほうが良いでしょう。
Pixel 3/3 XLのすごいところ3点
まずは結論から。
・カメラの性能
・人工知能の精度
・FeliCaを搭載!「おサイフケータイ」に対応
順番に見ていきましょう!
カメラの性能について
いろいろな実機レビュー記事を見ていると、シャッターの反応が早く写真がキレイという評判が多かったです。
特にズーム機能は火星の表面探査に使われる技術と同じものを使用しているらしく、いかにもすごそう。一度の写真撮影で自動的にたくさん撮って合成することでデジタルズームでの画質の低下を防ぎます。
また、動画撮影時にも歩きながらでも問題なく撮影できるレベルの高度な手振れ補正が機能します。普段から動画撮影をする場合は重宝しそうです。
他にも機能としては・・・
・カメラにかざすだけで商品の検索が出来る「Style Search」
・暗闇でもキレイに写真を撮影できる「Night Sight」
・AIが笑顔を認識して自動でシャッターを切る「Photo Booth」
・iPhone XSより184%広い視野で撮れる「グループセルフィー機能」
などなど面白そうな機能や実用的な機能が多いです。
もはや、スマートフォンというよりスマートカメラ 笑
カメラ機能を重視する人にとっては魅力的な選択肢になっているかと思います。
人工知能の精度について
Pixelでは上述のカメラで画像認識系の高機能なAIを搭載していますが、もう一つ特徴的なものとしてGoogle AssistantというAIが搭載されています。
用途としては、例えば近所のショッピングモールを検索するようにお願いするとGoogle Assistantが全ショップをリストアップしてくれたり・・・といった感じです。
iPhoneでいうところのSiriみたいな感じです。
特にGoogle Assistantは人間の言葉の意味を文脈からちゃんと理解してくれるらしいです。
これは、人間が人工知能と違和感のない会話をするうえで大きな違いを生みます。
今後もGoogle Assistantの進化には期待したいですね。
身近なデバイスであるスマートフォンを通じて人工知能が人間の生活をサポートをしてくれるような未来が垣間見えるかもしれません。
「おサイフケータイ」FeliCaへの対応について
国内で発売されるpixelシリーズについては、おサイフケータイ(Felica)への対応が決定しています。これは、iPhoneへの対抗かもですね 笑
おサイフケータイのサービスでは、Edyをはじめとした電子マネー、鉄道やバス・旅客機の乗車券、クレジットカードなど様々な決済手段が提供されています。
ちなみに2018/10/9にGoogleの支払いサービスである、Google PayがQUICPayに対応しました。
QUICPayは電子マネーの一種でFeliCaを採用した決済(電子決済)サービスです。
特徴的なのは電子マネーの中では数少ない後払いに対応したサービスである点です。
QUICPayはおサイフケータイのシステムの紐づけて使用し、加盟店に設置された端末にタッチすることで決済可能なシステムです。
つまり、おサイフケータイ対応のスマホでなければQUICPayも使えません。
今回、pixelシリーズがおサイフケータイに対応したのは、おそらくGoogle PayでQUICPayが使えるようになったからでしょう。
普段から電子マネーを使用する人にとっては、おサイフケータイへの対応でより決済がラクになるかと思います。
まとめ
Googleが満を持して日本に投入してきたAndroid端末であるpixel3。
全体的にかなり高機能な端末となっており、ヘビーユーザーであっても十分満足のいく仕上がりになっています。
おサイフケイタイという日本独自仕様に対応してきたことからも、Googleの日本市場に対する本気度が伺えます。
iPhoneからの乗り換えや旧Android端末からの買い替えを検討する価値のある端末なのは間違いないでしょう。
買い替えにあたり、Androidのセキュリティが気になる方は以下の記事が参考になると思います。