ペイントは画像を回転させる機能を持っていますので、90度回転、180度回転であれば
以下のアイコンをワンクリックするだけで実現可能です。
90度、180度回転をさせたい方は、これで問題解決です ^ ^
ただ、逆に言うと90,180度でしか回転/反転させることが出来ません。
つまり自由な角度で回転させたい場合(30度、60度など)は
ペイント単体では実現困難です。
そこで本記事では、90度、180度以外の回転をさせるためにペイント3Dを使用する方法を紹介いたします。
Windows10標準のペイント3Dで回転させる。
1.まずは、ペイントで画像を開きます。
2.回転したいファイルを開いた状態で、ペイント3Dを起動する。
3.ファイルが読み込まれた状態でペイント3Dが起動するので、上部メニューで「2D図形」を左クリックする。
4.Ctrlキー + A の同時押しで画像全体を選択します。すると、画像の回転アイコンが出ますので、ドラッグしながら角度を微調整します。
以下の動画をご覧ください。
5.上記の方法だと画像を回転すると画像の一部が表示領域の外に行ってしまいますが、
そのまま回転を確定すると画面外に行った部分は切れた状態で保存されます。
回転後も画像全体を表示したい場合は、表示領域であるキャンバスのサイズを回転前に広げておく必要があります。
上部メニューで「キャンバス」を左クリックしてキャンバス端に出ている白い点をドラッグしてサイズ調整してください。
また、バックの白地を透過したい場合は、上部メニューでキャンバスを
左クリック後に「透明なキャンバス」をオンにしてください。
白地の透過は他の画像と合成したいときに活用するとよいでしょう。
操作については、以下の動画をご覧ください。
6.続いて、ファイルを保存していきます。
まずは、上部メニューで「メニュー」を左クリックします。
7.「名前を付けて保存」を左クリックし、さらに「画像」を左クリックする。
あとは、名前を付けて保存のダイアログボックスで保存先を指定し、保存ボタンをクリックして作業完了です。
今回は、Windows10標準機能のみを使用する方法を紹介しましたが、GIMPをはじめとする
フリーのグラフィックソフトでも回転処理は可能です。
なお、大量の画像を回転させる必要がある場合などは、この方法では手間がかかるので
操作手順をソフトに覚えさせて自動実行する「アクション」機能を検討するのも
よい選択肢になるかと思います。また機会があれば解説します。
最後までご覧いただきありがとうございました ^ ^