本記事では、Windows10のペイントでテキストを入力して編集する方法を解説します。
この記事で分かることは以下の通り。
- 文字を入力・編集するための操作方法
- 文字の種類や装飾、大きさの切り替え方
- 文字の色・背景色の変更方法
- 画像への文字入れ方法
画像に文字入れしたいんだけど、背景色が白抜きになって困っているとか、縦書きのやり方がわからないとかでお困りであれば、本記事が役立つかもしれません。
操作方法の基本的なところから、文字編集機能の使用方法まで動画付きで解説しています。
ペイントの文字操作での疑問点が解消できるような記事になっていますので、参考にしていただければと思います。
ペイントの文字編集機能について
ペイントのホームタブでテキストボタンをクリックしてから、編集中の画像上の文字を入れたい部分をクリックすることで文字入力ができるようになります。
ペイントが文字入力を受け付けるモードになると、画面上に入力を受け付ける枠(テキストボックス)が表示されます。
それと同時に、以下のようなテキストタブが表示されて文字編集機能が使用可能になります。
文字編集操作を目的別に解説
書体(フォント)の種類を変更したい
ペイントでは、PC内に登録されている書体を呼び出して使用することが出来ます。
上記画像の赤枠内にあるプルダウンメニューを操作することで、書体を変更することが出来ます。
文字入力時は指定された書体で文字が表示されますが、入力後に選択した文字だけの書体を変更することもできます。
操作方法は、以下の動画をご覧ください。
文字装飾を加えたい(太字/斜体/取り消し線)
文字入力前後に上記画像にあるいずれかのボタンを押すことで、文字が太字になったり斜体になったりします。
太字と斜体、など同時に複数の属性を選択することも可能です。
文字列の一部だけ変更したい場合は、対象となる文字をマウスドラッグで選択してからボタンを押してください。
操作方法は、以下の動画をご覧ください。
画像に文字を入れたい
画像へ文字を入れる場合は、まずは土台となる画像をペイントに読み込みます。
画像の読み込み方法については、直接ペイントで画像を開く、ペイントの画面にドラッグ&ドロップする、クリップボードから貼り付けるなどが考えられます。
その後、通常通りテキストボックスを表示させて入力する流れとなります。
あと、一つ注意点があります。
文字入力を受け付ける枠である、テキストボックスには背景色の指定ができます。(詳細はこの後で解説します。)
しかし、背景色が不要で透過したい場合は、以下の赤枠部分で「透明」を押してください。
操作方法は、以下の動画をご覧ください。
文字色・背景色を変更したい。
文字色および背景色については、変更可能です。
「色1」が文字色、「色2」が背景色となります。
色は、「色1」か「色2」を押した後に、横の色パレットから好きな色を選択してください。色編集で微調整して新たな色を作ることもできます。
ただし、背景色は背景を透明にしてしまうと反映されませんので、反映したい場合は必ず背景設定で「不透明」を押すことを忘れないようにしてください。
逆に、背景色を設定したくない場合は「透明」を選択してください。
操作方法は、以下の動画をご覧ください。
文字を縦書きで入力する(向き調整)
書体名の先頭に「@」がついているものを選択して使用すると、文字入力の際は縦書きになります。
例えば、実用例でいくと画像に縦書きで文字入れすると以下のようになります。
以上で問題なければそれでよいのですが。
ホントは以下のような文字入れをしたい!という場合にはテクニックが必要です。
普通にやってしまうと、縦書き文字が横方向に展開してしまうので、本来の縦書きをするなら文字だけ90度回転させる必要があります。
そして、背景に画像がある場合は文字を入力確定してからだと文字と画像が一体化してしまって、文字だけ回転させることはできなくなってしまいます。
・・・そこで、どうするか。手順は以下の通りです。
1.背景となっている画像をあらかじめ左方向に90度回転
2.文字を入力する
3.文字入れ完了後の画像を右方向に90度回転
操作方法は、以下の動画をご覧ください。
一度、文字入力を確定後に再編集したい
残念ながらペイントにはレイヤー機能がないので、文字入力を一度確定するとテキストボックスで直接再編集することはできません。
ただ、一度クリアしてから再入力となりますが、「元に戻る」機能を使うことで簡単に復旧することはできます。
以下の記事で操作方法を解説していますので、参考にしていただければと思います。
まとめ
以上、ペイントで文字編集を行う方法について解説しましたが、いかがだったでしょうか。
慣れると様々な応用ができますので、いろいろ試していただければと思います。
本記事がお役に立てれば嬉しく思います。
なお、もっと複雑なデザインを試したい場合はペイントでは難しいので、他のグラフィックソフトの導入を検討してみるのもよいかもしれません。
以下の記事で、いろいろなソフトを紹介していますのでよろしければどうぞ。