格安SIM

格安SIMって何?メリット/デメリットなど、よくあるギモンを一気に解説!

格安SIMって安くなるらしいけどホント?

というか、そもそも格安SIMって何なんだ?

・・・というアナタに向けて書いてみました。

調べてみると、あまりの難しさに面食らった経験もあるのでは? ^^;

本記事では、わかりやすさをモットーに3分で理解できるように格安SIMについてまとめてみました!



格安SIMとは?

概要

そもそも、格安SIMの「SIM」って何のことかご存知でしょうか?

SIMとは、上の写真のような小さなカードのことです。

正確にはSIMカードと呼ばれ、スマホやタブレットには出し入れするための口が付いています。

SIMカードには、利用できるキャリアなどの情報が記録されており、カードごとに固有の番号が割り振られています。

そして、この固有番号と電話番号を紐づけることで加入者を特定して通信できるのです。

つまり、SIMカードはスマホを誰が使っているのかわかるようにする「身分証明書」のようなものと考えてよいでしょう。

・・・で、SIMカードの説明が済んだところで、本題の格安SIMとは何か?についてですが。

格安SIMとは、SIMカードを格安で契約して提供してくれる通信業者のことを指します。

具体的には、au / docomo / softbank といった全国に通信設備を持つ業者から回線を借り受けて、サービスを提供する業者ですね。

回線をレンタルすることで回線の維持にかかる費用などを浮かせることにより、格安でSIMカードを提供しているのです。

続いて、以下で格安SIMのメリット、デメリットのうち、主なものに絞って簡単に説明していきます!

メリット

月額料金が安い

格安SIMの名の通り、月額費用が圧倒的に安くなります。

例えば、私の例を挙げますと電話回線契約+データ通信3GBを契約しているので、いつも月額料金は1700円程度になります。

以前は月額9000円くらい払っていたので、年間で87600円の節約となりました。

仮に格安SIMに乗り換えるにあたって新しい端末を買ったとしても一年で元が取れる計算です。

手続きを行えば、乗り換え前の端末を使い続けることもできます。

解約時、更新月に縛られない

au / docomo / softbankでは、契約は2年毎の自動更新となっています。(いわゆる2年縛り)

更新月以外の月に解約すると違約金が発生してしまいます。

仕組みを図にすると以下のようになります。

一方で、多くの格安SIMは、最低利用期間がないものが多く他社への乗り換えは自由です。

更新月の概念も存在しません。

デメリット

回線速度が遅い時間帯がある

格安SIMは、au / docomo / softbankから回線を借り受けることで運営しています。

そのため、auなどに比べると使用できる回線の太さが細くなっています。

よって、格安SIMのユーザーが一斉にネットに接続する時間帯は回線が混雑して、速度が遅くなってしまいます。

図にすると以下のような感じです。

特に、平日の昼は利用者が多いため、回線速度が遅くなりがちです。

全く使用できないというわけではありませんが、一時的にWebページの表示に時間が掛かりやすくなります。

ただし、速度の速い格安SIMも存在します。

実店舗数が少ない

格安SIMは原則的に店舗が非常に少ないです。

都市部の大きな駅の近くなどに、格安SIMが店舗を構えているケースはありますがかなり混雑しています。

何かわからないことがある場合などに店舗でサポートを受けたい、という風にアナタが考えているのであれば格安SIMはオススメできません。

もちろん、格安SIMもサポートが全くないわけではないのですが、主にネットやコールセンター経由となりますので、実店舗よりは手薄になります。

格安SIMは、何かあった時に自分で調べて対応する必要があります。

au/docomo/softbankからの乗り換え時、手続きが面倒

恐らく、格安SIMに乗り換えるうえで最も大きな障害は、手続きでしょう。

大手キャリアのように、店舗に行って店員に説明してもらって、必要書類に記入すれば勝手に契約完了!・・・とはいきません。

格安SIMの場合は、基本的にネットで手続きを行う必要があります。

どうしても、ネットでの手続きが難しい場合は、実店舗が近所にある格安SIMを探す必要があります。

ネットで申し込む場合の一般的な乗り換えの流れは以下の3ステップです。

①現在契約しているキャリアでMNP転出手続きを行う。(電話か店舗どちらでも可)

②①で取得したMNP番号を用いて格安SIMに申し込みを行い、SIMカードが郵送されて来るのを待つ。

③到着した新しいSIMカードで接続設定を行う。切り替えが完了すれば以前のキャリアは自動的に解約となる。

ただ、この乗り換え手続きの間に落とし穴があり、ハマらないように注意する必要があります。

MNP転出届とは、移転先の格安SIMでも引き続き同じ電話番号を使い続けるために必要な手続きです。

手順については、mineoが出している乗り換え手順資料が非常にわかりやすいので紹介します。

iPhoneユーザーはもちろんAndroidユーザーであっても、とても参考になります。

mineo start up book for iPhone - mineo
https://mineo.jp/assets/pdf/mineo_for_girl.pdf

このあたりは、別途解説記事を用意する予定です。(今、忙しいのでちょっと待ってくだされ。。)

ポイントは、MNP転出時に発行される予約番号の有効期限です。

取得日を含めて15日間ですので乗り換えはできるだけ早めにされることをオススメします。(期限切れ時は再発行してください。ペナルティとかもないはず。)

また、MNP番号を発行しただけでは元のキャリアとの解約にはなりません。その点もご注意を。

 

よくあるギモンについて

通信可能エリアは?

格安SIMは、au / docomo /softbank のいずれかの回線設備を借り受けることでサービス提供しています。

よって、通信可能なエリアは格安SIM業者がどこから回線を借りているかに依存します。

例えば、auから回線を借りている場合は、auがつながるエリアであればつながります。

格安SIM業者によっては、プランによりau回線かdocomo回線か回線を選択できる場合もあります。

端末が故障した場合は?

格安SIM乗り換え後も、大手キャリア端末を使用するケース

格安SIM乗り換え後も大手キャリアで使用していた端末をそのまま使用していた場合、端末のサポートは契約元のショップです。

例えば、auで購入した端末を格安SIMでも継続して使用していた場合、故障すればauショップに持っていくことになります。

その際、通信契約はあくまで格安SIMですので、代替機の貸し出しはされませんのでご注意を。

格安SIM乗り換え時に、端末も新しく購入したケース

格安SIM乗り換えの際に、端末も同時購入していた場合は格安SIM業者でサポートがあります。

ただし、契約時に端末保障のオプションに加入しておく必要があります。

端末購入から一年以内の故障であれば、端末製造メーカーのサポートになります。

まとめ

以上、格安SIMについてまとめましたが、いかがだったでしょうか。

格安SIMは奥が深いので、乗り換えをご検討の場合は情報を集めてしっかり吟味してください。

最後までご覧いただきありがとうございました ^^

以下の記事で、格安SIMの具体的な選び方を解説しています。

オススメの格安SIMは?格安SIMの選び方を3ステップでわかりやすく解説!



-格安SIM
-

© 2024 楽々PCライフ