本記事では、格安SIM「LIBMO(リブモ)」のレビューをお送りします。
格安SIM業者の比較材料としては有益な記事になっていると思いますので、よろしければ参考になさってください。
LIBMO(リブモ)ってなに?
LIBMO(リブモ)は株式会社TOKAIコミュニケーションズが運用している格安SIMです。
LIBMO公式サイト
TOKAIグループの格安モバイル【LIBMO(リブモ)】
静岡県に本社を構えているインターネット関連企業で、インターネットサービスプロバイダをはじめとする様々なサービスを提供している会社です。
同社は、TNCというインターネット接続サービスも提供しており静岡県内ではシェアNo.1のようですね。
地元にお住まいであればご存知なのではないでしょうか。
なお、本記事で扱っているLIBMOは格安SIMサービスなので、大手キャリア(ドコモ)の回線を借り受けてのサービス提供となります。
サービス提供エリアはドコモの電波が使用できる全域となりますので、全国各地で使用可能です。
LIBMOの特徴
LIBMOの特徴を他社と比較しながら解説してみます。
低価格
プランにもよるのですが、音声通話+データ通信+SMSのライトプランだと最安で月額580円です。
契約して7ヶ月目からは月額1180円となってしまうものの他社に比べるとかなり安いです。
これは、他社と比較しても最安クラスですね。
また、標準的な3GBのプランでは最初の半年は月額980円、契約から7ヶ月目からは月額1580円です。
他社では3GBタイプは1600円以降のプランが多いのでこちらも若干安いです。
他社を意識しての価格決定と思われますが、価格という視点では検討の価値はありそうです。
なお、たまったポイントが電子マネー(TLCチケット・WAON・Suica・LuLuCaポイント・ドットマネー)に交換できます。
提供エリア、回線
LIBMOはドコモの回線を借り受けてサービス展開を行っています。
つまり、電波状況についてはドコモと同等と考えていただいて問題ありません。
ドコモのXiエリアでの通話、データ通信が可能となっています。
ちなみに、回線の実態はドコモなので、ドコモからLIBMOに乗り換える場合は使用中の端末がそのまま使用可能です。
ドコモ以外だと使用中の端末をLIBMOでも使い続けるなら、SIMロックの解除手続きが必要です。
ただ、auで購入した端末はau回線が独自形式である関係でドコモに対応していないこともあるので注意が必要です。
なお、SIMフリー端末ならSIMロックの問題はありません。
ご使用中の端末がどういう状態かよくわからなければ、事前に型番で調べておくかキャリアに問い合わせてみましょう。
学割の存在
LIBMOには、学割(LIBMO学生応援プログラム)が存在します。
概要は以下の通り。
- 使用者年齢:
0歳~18歳 - 対象のSIM種別:
音声通話機能付きSIM - 対象プランと割引額:
6GBプラン⇒600円/月
10GBプラン⇒800円/月
20GBプラン⇒1,000円/月 - 割引期間:
適用開始月を含む最大13ヶ月間 - ご契約者:
親御さんがご契約する必要あり - 証明書:
住民票原本
6GB以上のプランが対象なので、3GB以下では学割が適用されませんので、その点はご注意ください。
ちなみに、親御さんの契約が無くても子供のみの契約で加入することもできます。
なお、学割をめぐる他社の動向についてですが、各社とも学割はキャンペーン扱いとなっています。
常にあるわけではないので、最新の情報を確認しましょう。
元々、格安SIMは低価格なのでそれ以上の値引きは厳しいのだと思われます。
ちなみに他の比較サイトなどでは更新が追い付いてなくてキャンペーン実施中の表示になっているものが散見されます。
キャンペーンなどの最新情報は、公式ページをご確認されることをオススメします。
よくありそうなギモンにお答えします!
ネットでの評判は?
いろいろネットを巡回しましたが、以下のような感じでした。
- 2万円キャッシュバック、低価格など、価格面で高い評価。
- 回線速度は値段相応といったところで、評価は普通。
- 電話サポートは好印象。ただ、受付時間が18:00までなので時間帯を広げてほしい。
全国区での知名度は高くないものの、評価は悪くない模様。
あくまで私の推測ですが、利用者が多くないことで回線に余裕があると考えれば、意外といいかもしれないですね。
格安SIMとしては、少し安めの価格で標準的なサービスレベルといった印象です。
通信速度は?使い心地について
最安値のライトプランに関しては、回線速度が200kbpsとなります。
メールやwebページの閲覧などテキスト中心の通信であれば比較的快適に動作する速度です。
ただし、動画や画像が多いページ表示する場合は結構厳しいかなと思います。
ライトプランを選択する場合はテキスト中心の割り切った使い方をする場合にオススメです。
なお、全般的には平日のお昼休みの時間帯に回線速度が落ちる傾向があるようです。
その点は多くの格安SIMと同じですね。
全体的な使い勝手としては、値段相応で可もなく不可もなくといった感じです。
あとは、速度をどう感じるかは個人差もあるところですので、データ通信のみの契約を試しにしてみて気に入らなければ解約するというのも手ですね。
実店舗はどこ?何店舗?
実店舗は10店舗あり、いずれも静岡県内に限られます。
静岡県内に在住の場合は手厚いサポートが期待できますが、それ以外の地域にお住いの場合は基本的にはインターネットでの問い合わせベースとなるでしょう。
どうしても必要であれば有料サービスで訪問サポートがあります。これは全国対応なので、心配な場合は活用をご検討ください。
解約時の違約金は?
音声通話機能付きSIMの場合のみ、一年以内の解約となった場合は音声通話機能解除料9,500円(税抜)が発生します。
逆に一年以上の契約で解約する場合はなにも料金は発生しません。
まとめ
以上、格安SIM「LIBMO」のレビューをお送りしましたが、いかがだったでしょうか。
静岡県エリアで存在感のある格安SIMですが、全体的なコスパはいいと思います。
格安SIM全体のデメリットである、昼の時間帯に遅くなる現象については克服できていないものの、概ね値段相応といったところ。
静岡在住であればもちろんのこと、他の地域であっても電話サポートなどは遠隔で受けられますし、必要に応じて訪問サポートも利用可能です。
本記事がお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!^^