Windows Updateがなかなか終わらず、大変な目にあっているアナタのお役に立てる情報をまとめました!
「更新プログラムを構成しています ○%完了 コンピューターの電源を切らないでください」が出たままなかなか進まないという・・・。
困っている方も多いと思いますので、参考にしていただければと思います!
まずは、一日放置が基本です
なるべく強制終了はやめたほうがいいです。
強制終了しても通常通り起動することは多いですが、Windowsが想定しているプロセスではないため予期せぬ動作をするリスクがあります。
最終手段と考えたほうが良いです。
まずは、一日程度を目安に放置してください。
アップデート処理が遅かっただけというパターンは多いです。
元々パソコンのスペックが低い場合や、単純に更新プログラムが多すぎて時間がかかっている場合は結構あります。
また、周辺機器の追加や新規のソフトをインストールした場合に稀ですが、処理が非常に遅くなることも。
一日おいてみて状況が変わらなければ、以下で紹介している対策方法の実施をご検討ください。
なお、Windows Update関係で以前にトラブルがあった場合は、事前に復元ポイントを作っておいて何かあった場合に元に戻せるようにした方が良いと思います。
試すべき対処方法
一日放置して状況が改善しない場合は、Windows Updateが正常に行われていない可能性があります。
以下の項目について上から順に実施してみてください。
パソコンが動作中であるか確認する
電源ランプの付近にアクセスランプが点灯もしくは点滅しているかどうか確認してください。
機種によりランプの色や形状は様々ですので、わからない場合は説明書などをご確認ください。
もしアクセスランプが点滅中であれば、記憶領域にアクセス中であるためWindows Updateは正常に動作中である可能性が高いです。
処理が進んでいるのか不安かもしれませんが、もう少し放置してみてください。
アクセスランプが点灯または点滅している状態でパソコンを強制終了すると、ハードディスク破損などのトラブルや故障の原因になります。
処理が完了すると自動的に電源が切れます。
パソコンを強制終了する
アクセスランプも全く点灯せず、一日放置しても変化がない場合は処理自体が正常に行われていない可能性があります。
非常にリスクの高い操作なので避けたいところではありますが、この状態だと強制終了して再起動する必要が出てきます。
電源ボタンを長押しすると強制的に電源を落とすことができます。
電源が切れたら、周辺機器(外付けハードディスク、その他内蔵の増設機器など)を取り外してください。
その後、少し時間を置いてからパソコンの電源を入れなおしてください。
常駐ソフトを終了させる
常駐で実行しているものを終了させます。
タスクバーでアイコンを右クリックして終了してください。
特にウィルス対策ソフトなどのセキュリティ対策関係のソフトは、終了するか一時的に無効化してください。
判断がつく場合は、タスクマネージャーからも不必要なバックグラウンド処理を終了させてください。
Windows Updateのトラブルシューティングを実行する
Windowsにはトラブル発生時に自動的に自己診断を行うツールが付属しています。
以下の手順で実行し、表示されるメッセージに従って操作してください。
1.タスクバーのWindowsボタンをクリックしてスタートメニューを表示後、歯車アイコンをクリックしてください。
2.設定の画面が表示されますので、「更新とセキュリティ」をクリックします。
3.更新とセキュリティの画面が表示されますので、「トラブルシューティング」をクリックし、右側に表示された「追加のトラブルシューティングツール」をクリックします。
4.追加のトラブルシューティングツール画面が表示されますので、「Windows Update」をクリックします。そして、クリック後に現れる「トラブルシューティングツールの実行」ボタンをクリックします。
5.「問題を検出しています」と表示されるので、しばらく待ちます。
処理中に「管理者のアクセス許可を使用してトラブルシューティングを実行すると、問題を検出できる場合があります。」と表示されたら、「管理者としてトラブルシューティングを実行する」をクリックしてください。
6.以降はトラブルシューティングツールが診断を行い、必要な操作が表示されます。表示されるメッセージの指示に従って操作してください。トラブルシューティング終了後にWindows Updateを再度お試しください。
まとめ
以上、Windows Updateが上手くいかない場合の対処法について解説いたしましたが、いかがだったでしょうか。
繰り返しになりますが、強制終了はWindowsが想定していないプロセスであるため故障の原因となる可能性があります。
なるべく根気強く待つようにしましょう。
自己責任となってしまいますが、どうしても動かないときだけ電源ボタンを長押しして強制終了という手段を取ることになります。
Windows標準のトラブルシューティングを活用してみることをオススメします。
また、このような事態となったときに安心できるよう、定期的なバックアップ取得もオススメします。
最後までご覧いただきありがとうございました^^