最近は、シンプルさを追求した端末が立て続けに発表されています。
NichePhone-S 4Gはその中の一つで既に発売されています。
公式サイトは以下です。
フューチャーモデル - 製品情報
http://futuremodel.co.jp/product_list/FmProduct_list/Niche_Phone-S_4G.html
また、以下は公式の簡単な操作ガイド動画です。
2分適度の短い動画ですが操作感の参考にはなるかと思います。
主なスペック、発売日、価格
・発売日 2018年9月14日発売
・価格 1万2800円(参考価格)
・大きさ 約90 × 50mm
・厚さ 9.5mm
・重さ 約52g
・ディスプレイ 0.96 型モノクロ有機EL
・通信 4G LTE、SMS、Wi-Fiテザリング対応、Bluetooth対応(Ver.4.0)、VoLTE非対応
・連続待受 約110時間
・ボイスレコーダー機能搭載
・音楽プレーヤー機能搭載
・カメラなし
・おサイフケータイ非対応
・ワンセグなし
・キャリアメール使用不可
・Web閲覧不可
・microSDなし
・充電とデータの伝送は、本体に付属するポゴピンアダプターを介して行います。
(PC経由のデータ転送や端末ソフトウェア更新に対応)
特徴
先代NichePhone-Sとの違いは?
NichePhone-S 4Gは、先に発売されていたNichePhone-Sの後継にあたります。
その名の通り、対応周波数帯として4GLTEに対応。
ユーザーからのフィードバックを元に独立したサイドボリュームキーが設けられるなど使い勝手に配慮した機能が追加されています。
メリット
・機能がシンプルで連絡手段としては電話に特化しています。
・端末自体が非常にコンパクト。大きさはSuicaと同じくらいの大きさです。
・SIMフリー端末として家電量販店やドコモ、ソフトバンクなどのキャリアで購入可能です。
・ボイスレコーダー機能、音楽プレイヤー機能が付いています。非常にコンパクトな本体を生かした活用シーンはありそうです。
デメリット
・メリットの裏返しとも言えますが、連絡手段としては電話しかできないと考えていただければと思います。
Android6.0ベースではありますが、アプリを自由に入れることはできません。つまり、LINEは使用できません。
通常は二台持ちが前提なるでしょう。
・Amazonレビューを見ていると、電池の持ちがカタログスペックほどではないという意見がありましたのでバッテリーは期待しないほうが良いかもしれません。
ただし、先代の端末よりはバッテリー容量が増えているので、先代からお使いの方は買い替えで改善するかと思います。
・NTT docomo FOMA(ガラケー用のSIMカード)が使用不可です。
キャリアごとの対応情報が公式ページにあるので、気になる方は以下をご覧ください。
http://futuremodel.co.jp/product_list/Niche_Phone-S-4G-SIM.html
・auは通信規格の関係で使用できません。
同様のコンセプトでauから出る予定のINFOBAR xvをご検討ください。
以下の記事でレビューしています。
まとめ
本記事で紹介したNichePhone-S 4Gですが、特徴はとにかくシンプルなこと。
また、テザリング機能を持っていることから、2台持ちを前提とした使い方が想定されます。
例えば、電話はNichePhone-S 4Gで行い、別のタブレット端末をテザリング機能でつなげてWEB閲覧やLINEに使用するとかですね。
価格も一万円強といったところなので、他のシンプルな端末に比べると安い部類になるかと思います。(カードケータイは約3万、INFOBAR xvは約5万、ワンナンバーフォンは約1万)
格安SIMユーザーの方でシンプルな端末が欲しい方にとっては十分に検討対象となるでしょう。
ユーザーのフィードバックを取り入れて本体を改良したり、中身のソフトをアップデートするなど少しづつ進化している端末です。
今後の動向に期待しています。
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【公式発売】NichePhone-S 4G カードサイズ SIMフリー ドコモ/ソフトバンクSIM対応