最近、知り合いの結婚式で使用する余興ムービーの製作をお手伝いした体験をもとに動画を編集するうえで気を付けたほうが良いことをまとめました!
式場担当者に確認すべきこと。
・式場の再生機材で事前にテスト可能かどうか。
機材との相性次第では再生できないこともあります。
できれば、一度式場の機材で事前にテストしたほうがいいです。大きい式場の場合、事前テスト専用の試写室がある場合もあるのでスタッフの方に聞いてみましょう。)
・メディア持ち込みならDVDかUSBか。
式場に寄りますがDVDの場合が多いかな、と思います。DVDであれば「DVD-R」のディスクにDVD-VIDEO形式で書き込みです。
やってしまいがちなミスとしては、機材がDVDプレイヤーの式場なのに、データ(.mp4や.movなど)をDVDを焼いてしまって上映できないというケースですね。
DVD-VIDEO形式で書き込む場合、一般的なライティングソフトでは書きこむことが出来ません。DVD-VIDEO形式で書き込めるフリーソフトでは「DVD Flick」あたりがおススメです。(DLサイト)「Download DVD Flick」のボタンからダウンロードできます。
もし、DVDにすると同時に字幕や音楽を付ける、写真でスライドショーを作るなど追加編集機能も欲しい場合は、以下のソフトがおススメです。
Wondershare DVD Memory
・BGMに使える音楽に制限があるかどうか。
著作権の関係で上映に制限があるケースがあります。事前に使用できるBGMを確認しましょう。私は式場スタッフに説明を受けて、リストでもらいました。
・式場のスクリーン比率は「4:3」か「16:9」か要確認。
スクリーン比率に合わせて動画を作らないと表示した際に、画面からはみ出した分がカットされる場合があります。
もしくは、画面に無理やり収まるように圧縮されてゆがんだ状態で表示されてしまいます。
なので、事前にスクリーンの比率を聞いていおいて、それに合わせて動画を作っていきます。
一般的な動画サイズの規格としては、16:9であれば1920×1080、4:3であれば720×540(単位はpx)となります。
ゴールを把握する。
・どんな動画にする?
最近、流行ってるスケッチブックリレーにしよう!とか、写真をスライドショーにして順番に表示しながら字幕を付けよう!とかいろいろあると思います。
まずは、Youtubeを参考にいろいろな動画をみて検討してみましょう。
・必要な素材は?
・素材集めは意外と時間が掛かる・・・
例えば、私の場合はスケッチブックリレー動画を作りましたので、いろいろな人にスケッチブックを持ってもらって撮影する必要がありました。
20人ほどいたので、素材となる動画がなかなか集まらず苦労しました・・・。
自分で持っているアルバムから写真を拾うだけなら自分の都合で何とでもなりますが、友人に撮影を依頼する必要がある場合は予想以上に時間が掛かります。
スケジュールには余裕を見て、早めに連絡を取りましょう!動画編集に慣れていないなら遅くとも挙式2か月前には作業開始したほうがいいと思います。
・素材動画を撮影する前に後の作業を考える。
後先考えずに、テキトーに撮影してしまうと編集作業で手戻りが発生して余計に時間が掛かってしまいます。
先に決めておくべきこととしては
・素材動画のサイズ(会場のスクリーン比率に合わせる)
・複数動画でタイミングを合わせる必要があるなら、動作する秒数
例えば、スケッチブックリレーならスケッチブックを投げたり裏返したりするタイミング。
ちゃんとストップウォッチで図らないと後から手作業でカットしたりしないといけなくなるので手間がかかります。
動画編集ソフトを選ぶ
以下は、すべてPC向けの動画編集ソフトです。(スマホアプリは手軽なんですが、撮影時間や機能的な制限が多いのでオススメはしません。)
フリーソフトにこだわるなら初心者ならWindowsフォト、ある程度動画に詳しいならAviUtilかなぁと思います。
ただ、個人的には人前に出すクオリティの動画を編集するには、見栄えのする素材と機能がセットになった有料ソフトを選択した方がいいように思います。
以下に、動画編集ソフトの概要をまとめます。
Filmora
私はコレ使ったんですが、結構よかったので最初に紹介しておきます。
例えば、あとから追加できる結婚式素材を活用すると以下のような動画が作れます。
長所:
手軽に見栄えのするオシャレな動画が作れます。
機能がシンプルで直観的に操作することが出来るため、作業に迷うことは少ないでしょう。
式までに時間が迫っているアナタにオススメです!
短所:
有料版と無料版が存在しており、無料版には透かしが入ります。
ただし、有料と無料で機能的な差異はありません。
公式サイト↓
Wondershare Filmora
詳細は以下の記事でご紹介しています。
Windowsフォト
長所:
Windows10では標準で付属しています。
画像しか扱えないと見せかけて、動画編集もできます。
BGMや3Dエフェクトなど基本的な素材がソフトに組み込まれているため、自分で集めなくても手軽に動画が作れます。
機能が少ない分、初心者には扱いやすいソフトだと思います。
短所:
凝ったことしようとすると物足りないかもしれないです。
こちらの記事で詳しく解説しています。↓
AviUtil
長所:
無料だけどかなり高機能。たぶん、何でもできる。
YouTubeやニコニコ動画に投稿する人は結構お世話になっているはず。使ってる人が多いので、情報も多いです。
公式サイト↓
AviUtlのお部屋
短所:
凝ったことをするにはプラグインの導入が必須なのでちょっとハードル高いかもしれません。
動画編集に慣れてないけど、式までもう時間がない!という場合は、調べ物で時間切れになりそうな気がします。
まとめ
動画編集は慣れてないと難しいです。
友人としてやるならまだしも、新郎新婦自身がやる場合は二次会の準備や打ち合わせとかもあるので挙式直前は大変です。
動画を自作する場合はスケジュールには余裕をもって取り組みましょう!